先輩の声
日々の仕事の中でぶつかる壁や、
乗り越えた瞬間の喜び――。
働く中で感じた悩みややりがい、
そして見えてきた未来について、
現場で経験を重ねてきた3名が語り合いました。
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工事部 品質管理主任
施工管理二宮愛莉(2016年入社) -

工事部
施工管理首藤斗羅(2019年入社) -

工事部 主任
オペレーター中野宙良(2019年入社)
選んだ道の先に見えたやりがい
挑戦を重ねて見つけた“自分らしさ”
二宮私は現在、品質管理の仕事を担当しています。現場で路盤の密度やアスファルトの厚さを確認しながら、工事の品質を守るのが役割です。大学時代に建設や土木を学び、この業界に進みたいと思い、何社か入社試験を受けたのですが、当時は「女性は募集していない」と言われることも多く…。そんなとき、大学の先生に三浦国土建設を紹介してもらいました。ちょうど女性技術者の採用を検討しているタイミングだったようで、ここなら挑戦できると思い入社を決めました。
首藤私も現在、施工管理を担当しています。入社のきっかけは、高校の求人票を見たときに“若い社員が多い”と感じ、若いうちから活躍できそうな環境に惹かれたのが決め手ですね。最初は作業員として入社したのですが、働くうちに現場を管理する仕事に興味を持ち、施工管理の仕事へ配置を変えてもらいました。
中野私は、現場でアスファルトを敷くフィニッシャーという機械を操縦したり、掘削用のバックホウを操作しています。実は、私は首藤さんと逆で、最初は技術職として入社したんです。しかし、3か月ほど働いてみて、現場の段取りや計算などが苦手だと感じ、思い切って先輩に相談しました。「じゃあ技能職として働いてみる?」と背中を押してもらい、作業員の道に進みました。舗装が綺麗に仕上がったときの達成感はたまりません。ちなみに、二宮さんは、印象に残っている現場などありますか?
二宮母校・大分工業高校前の道路拡張工事です。交通整理が難しく、車や歩行者の安全を確保するのが大変でした。複数の業者さんと連携しながら、チーム全員で支え合いながら一つひとつ課題を乗り越えていった現場です。道路が出来上がったときの充足感が、今でも忘れられません。首藤さんはどうですか?
首藤私は西大分駅前広場の再整備工事です。7〜8社の業者が関わる大規模なプロジェクトで、全体の工程を調整するのが私の役割でした。工事を進めるだけでなく、異なる専門分野の業者同士をつなぐコミュニケーション力が問われる現場でした。技術だけでなく“人をつなぐ力”が鍛えられたと感じています。
中野私が一番印象に残っているのは、舗装が終わった後に専務から「ここの舗装、きれいだったよ」と電話をいただいたこと。重機を動かすだけでなく、仕上がりの美しさにこだわってきたので、その努力を認めてもらえたのが本当にうれしかったです。この言葉が今も自分のモチベーションになっています。もっと技術を磨いて、より美しく、質の高い舗装を目指したいです。

上下関係より信頼関係
それが三浦国土のチーム力
二宮現在、私は小学2年生と6年生の子どもを育てながら働いています。子どもが体調を崩したときは上司に相談して、他のスタッフに仕事を割り振ってもらいながら、仕事と家庭を両立しています。周りの理解と協力があるからこそこの仕事を続けられていると感じます。
首藤うちの会社は“助け合い”の文化が根づいています。誰かが困っていたら、自然に「手伝おうか?」と声をかけ合います。一つひとつの現場を全員で遂行する意識が強く、職種を越えて協力できるのが三浦国土建設らしいところです。
中野まさにそうですね。先輩たちが本当に優しくて、何でも気軽に質問できます。上下関係にとらわれず、率直に話せる雰囲気があるからこそ、現場のコミュニケーションもスムーズ。そういう信頼感が、安全で良い仕事につながっていると思います。
二宮上下関係がフラットで、年齢や役職に関係なく意見を言い合えるのも特徴です。それぞれが仕事にこだわりを持ちつつ、相手を尊重して動ける。だから現場がうまく回っているんだと思います。誰かのために動こうとする姿勢が全員にある。そういうやりとりができるから、チームとしての一体感が生まれるし、仕事が楽しくなる。この空気感が一番の魅力だと思っています。
中野二宮さん含め、頼りになる先輩が多いですよね。技術だけでなく、仕事の考え方や人との接し方まで教えてくれるし、それでいて話しかけづらさが全くなく、どんなことでも相談できるんです。そういうフランクな雰囲気が三浦国土建設らしい魅力ですね。
首藤みんなが言っているように、三浦国土建設は“若さ・元気・チームワーク”にあふれた会社です。互いに支え合いながら、一人ひとりが自分らしく活躍できる。そんな前向きであたたかい社風が、この会社の一番の強みだと思います。

一人ひとりの責任と誇りが、
チームの信頼を支えている
首藤三浦国土建設で働く魅力は、何といっても「一人ひとりが自分の仕事に誇りを持っていること」だと思います。みんなが責任感を持って、丁寧で質の高い仕事を追求している。最後まで納得するまでやり切る姿勢があるんです。それぞれのこだわりが積み重なって、結果として会社全体の信頼につながっていると感じますね。
中野私も、チームの雰囲気の良さは日々感じています。なかでも尊敬しているのが藤井部長です。どんな現場でも「藤井部長がいればうまくいく」と言われるほど、まわりをまとめる力に長けた方なんです。将来は自分も、現場がスムーズに進行するよう管理できる存在になりたいと思っています。
二宮これからは、自分も“頼られる側”として、周りを支えられる存在になりたいです。これまで現場で経験してきた失敗や工夫を後輩たちに伝えながら、一緒に成長していける関係をつくっていけたらと思っています。
首藤私も同じで、尊敬される人間になりたいです。技術面だけでなく、人としても信頼される存在に。後輩からも先輩からも「首藤に任せれば大丈夫」と言ってもらえるような人になれたらうれしいですね。そのために、これからも現場での経験を積みながら、人間的にも成長していきたいです。
中野私の目標も、やっぱり“現場で信頼される人になること”です。重機を扱う仕事は正確さが命なので、安心して任せられるような技術を磨きたい。また、単に機械を操作するだけでなく、現場全体の雰囲気を良くしたり、スムーズに進行させられる存在になりたいと思っています。
